非力PC最悪OS・VistaからWindows10にアップグレードして素敵なPCに大変身!

PC Onlineの青木さんのコラム「Windows 10は貧弱マシンの強~い味方!? 処分直前のノートが10で命拾い《青木恵美「信州ITラプソディ」》」で、ダメもとで我が家の非力パソコンをWindows10にアップグレードした。

この記事のタイトル、青木さんのコラムのタイトルそのままに+Vol.2としたいくらい、見事に蘇ったのである。

まず、問題のデスクトップPCのスペック。

プロセッサ:Intel(R) Core(TM)2 CPU 6600 @ 2.40GHz 2.39GHz
実装メモリ(RAM):2.00GB
システムの種類:32ビット
OS:Windows Vista

アップグレードしたWin10環境でのシステム情報

アップグレードしたPCのスペック
アップグレードしたPCのスペック

OS:Vistaの環境では、とにかく起動が遅い、メモリ占有率が高く、ソフトがまともに動かない、2分割しているディスクのOS側容量が圧迫されている状態(でディスクの分割を変更してもあまり効果はでず)という最悪環境で、とにかく使い物にならなかった。
年賀状印刷などの印刷PCとしてのみの役目しかはたしていなかった。

しかし、冒頭のコラムを見て、貧弱マシンが復活するという記事にすぐに飛びついた!

Windows 10にアップグレードするには、Win7以上でないと無償でアップグレードできない。

今回アップグレードしたOSは、Vistaなので本来はWindows10にできない。

そのからくりは、Windows 8が登場したときに、Vistaユーザーの特典として、Win8のアップグレード版を3,300円で購入していたのである。

しかし、Win8が出た当時はあまり評判がよくなく、Win7の方が安定しているとのことで、ただでさえ過去の評判の悪いOS:Windows MEやVistaと変わらないのなら、アップグレードしても意味がないかと放置していたのである。

 

いずれにしても、Vista→Win10への2世代飛び越しのアップグレードはできず、Vista→Win8→Win8.1→Win10の手順でのアップグレードとなった。

この3段階を一気におこなったのではなく、2つの期間にわけて、ようやく年明けにWin10へのアップグレードが完了した。

2015年10月に、Vista→Win8まで完了したが、ここで思わぬストップがかかった。

接続しているプリンタ(Canon IP4300)のドライバ、Windows 10が配布されていないことが判明。
古い機種なので、今後も予定はないとメーカーは宣言している。

ググると困っているユーザも同様にいるようで、実際Win10では動かないとの報告もある。

年末の年賀状印刷のため、この作業が終わってからのアップグレードとなり、2か月間の凍結となった。

取得していたライセンスキーを入力して、Windows 8のインストールが開始。

VistaからWindows8へのアップグレードその1

VistaからWindows8へのアップグレードその1

なんどかの再起動を行い、午後9時に開始して日付が変わってもまだ終わらず、そのまま放置。
早朝7時に再起動を何度かかけて、ようやくWindows 8となった。

VistaからWindows8へのアップグレードその2
VistaからWindows8へのアップグレードその2

Microsoft Officeを始めとするソフトは引き継がれず、ほとんどのソフトをその後、再インストールした。

Windows 8になった段階で、すでに非力PCはほぼ蘇っていたのである。
電源いれてからの起動が早く、各ソフトの起動も思ったより早い。

ハードディスクは、Vista時のバックアップファイルもあり、相変わらず容量はいっぱいなのは変わらない。

しかし、しばらくはWindows 10にせずとも、Vista環境から比べると格段のストレスフリーとなる。

 

そして、年末の年賀状印刷作業を開始。
この作業が終われば、Windows 10へのアップグレードが始まる。

と、思わぬアクシデント。

調子よく動いていたプリンタが、年賀状数枚を残すところでストップ。
メッセージランプから、致命傷のプリンタヘッドの故障。
インクはまだ満タンにあり、別のWin8.1かWin7のPCにつなぎ変えようと、目論んでいたのに・・・まあ、致し方ない(笑)

そして、Win8→Win8.1→Win10へ問題なくアップグレードが完了した。

Windows10にアップグレードを促すおなじみのメッセージウィンドウ
Windows10にアップグレードを促すおなじみのメッセージウィンドウ
Windows10へのアップグレード開始
Windows10へのアップグレード開始

あっという間にWindows 10へ!約1時間弱で完了。

Windows10のナビゲーションメニュー
Windows10のナビゲーションメニュー

Windows 8.1にした段階で、Cドライブ85%占めていた容量が、50%以下に。

win8のディスク容量

そして、Windows 10の段階で、さらに7GB 減り、10GBはWin8.1のバックアップフォルダなので、実質17GBの減少。

win10のディスク容量
win10のディスク容量は、実質17GBの減少

・既存のソフトは、そのまま使える。
・ファイルの場所もそのまま
・電源起動はもちろん早く、officeなどのソフトもさくさく動く
・ブラウザ起動や表示も、ほぼ問題なし。

まるで、新しいPCになったようである。

ディスプレイがワイド画面ではないので、若干の違和感があるもののまだまだ現役で充分使えるのである。

これからWindows 10の世界を楽しんでみます。
IEはここ数年使っておらず、実は拒否反応を示すけれど、まずはEdgeから使ってみよう。

Windows 10、ありがとう。

 

2件のコメント

  1. Task otherさんすばらしです。!
    横浜のkeeと申します。
    一つお教え頂きたいのですが、当方会社各店でVistaが5台有りUPグレードしようとwin7を台数分買い、win10にUPグレードしようと思っておりましたが、更にwin8にしてからでないとwin10にはUPグレード出来ないのでしょうか?
    そうであれば、win7は使わずwin8を購入し同じようにした方が良いのでしょうか?
    また、win8からwin10への無償UPグレードは2018年5月現在も可能でしょうか?
    お忙しい中申し訳ございませんがお分かりでしたらご指導お願いいたします。

  2. vista→win7→win10の順番でもOKだと思います。
    win10への無償アップグレードは、Microsoftの案内では終了しています。
    ただ、検索するとその後もアップグレード出来る方法などもあるようですが、会社のPCであれば正規の方法で行ったほうが無難かなと思います。
    ここで紹介したPCは、個人利用のものなので、ダメ元でやったら、上手くいったーという感じです。

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