Microsoft Clarity(マイクロソフト クラリティ)をWordPressに設定する

ユーザの動向を視覚的に把握したい場合など、簡単に分析ができる無料で魅力的な分析ツールである。

Microsoft Clarity(マイクロソフト クラリティ)は、GA4にない機能、ヒートマップを計測できる。
また、GA4との連携も可能である。

Microsoft Clarityにて、「サインアップ」を行う。3つのアカウントのいずれかで行う。

  • マイクロソフトアカウント
    • Facebookアカウント
    • Googleアカウント

    WordPressサイトに設定を行う。

    WordPressにセットするときは、「サードパーティーのプラットフォームにインストールする」を選択
    WordPressを選択

    これを選択すると、projectIDが発行されるので、コピーしておく。

    ここで、設定したいWordPressにログインして、プラグイン>新規追加で「Microsoft Clarity」プラグインをインストールする。

    プラグインを有効化して、Settingsにて、先に発行されたProject IDを張り付けて保存する。

    Microsoft Clarityに戻り、認識されたProjectを選択する。

    「Select a Clarity Project」を選択し、Connect
    「Go to Clarity project」でダッシュボードへ

    これで設定は完了。ただし、すぐには計測されないので、時間を空けて(30分~1時間ほど)再アクセスしよう。

    GA4に切り替えはお早めに、まずはgtag.jsに変更しよう

    ユニバーサルアナリティクスが2023年7月終了まで、あと少し。

    ユニバーサルアナリティクスのユーザは、待ったなしで切り替えの準備が必要だ。

    「GA4設定アシスタント」を使えば、ユニバーサルアナリティクスと並行してGA4のデータも取得できる。あと半年、今ならデータの比較することも可能であり、GA4に慣れる期間でもある。

    GA4の設定へ3ステップで完了する。

    ① 設定>GA4設定アシスタント
    ② 作成して続行
    ③ 完了 GA4プロパティに移動

    さて、この「GA4設定アシスタント」を簡単に利用し、新旧データを並行取得するには、トラッキングコードの確認が必要だ。

    トラッキングコードは、最新のgtag.jsになっていることが必須だ。
    前世代のユニバーサルアナリティクス:analytics.jsの場合は、事前に変更が必要だ。

    変更を行っても、すぐには新コードと認識してくれないため、②の画面表記が違うことがある。

    以前は、以下のような表示がされていたこともあり、認識されていない場合は、チェックボックスがグレー表示であった。

    実は、5月にgtag.jsに切り替えたサイト、1か月後にGA4設定を行った際、まだ新タグに認識されず、そのままになっていた経緯がある。
    ちなみに、今回6月にgtag.jsに切り替えたサイトも、12月現在は、認識され3ステップでも切り替えとなった。

    GA4設定アシスタント機能が始まってから。gtag.jsへの切り替え認識は、1ヶ月強となっていたが、さすがに期限も迫ってきているので、認識期間も早まってきているかもしれない。

    WordPressでのトラッキングコードの変更は、簡単。
    gtag.jsに対応したプラグインに変更するか、既に利用中のプラグインでもタグコードが選択できるものもあるので、確認することをお勧めする。

    WPサイトヘルスがすべて良好なとき

    WordPressのツール > サイトヘルス、すべてOKだとこんな表示になるんだ!

    なんか気持ちいいですね。

    サイトヘルス、すべて良好!

    使用していないプラグインは、何故か削除しにくかったりしますが、削除しましょう。

    また、テーマは使用しているテーマ以外、WPのデフォルトテーマは最新テーマのみ残してあとは削除すると、テーマは良好になります。

    エックスサーバーの「WordPress簡単移行」でWPを移行してみた

    さくらインターネット・スタンダードから、このWordPressをエックスサーバーに移転した。

    ただ、このWPはWordPress自体はサブディレクトリにインストールしつつ、ウェブサイトのトップページをルートディレクトリで表示するスタイルだったこともあり、「WordPress簡単移行」を利用するか少々迷った。
    エックスサーバーに問い合わせたところ

    移行元サーバーでWordPressのカスタマイズ等をされている場合は
    簡単移行でデータコピーが正常に行えない場合がございます。
    なおカスタマイズが要因となり簡単移行ができない状況であった場合は
    恐れながら手動による移行作業が必要となりますので、予めご了承ください。

    とりあえず、サブディレクトリにインストールし、サブディレクトリにトップページを表示することにした。移行が完了後、ルートディレクトリに変更するという2ステップでの移行にした。

    エックスサーバーの 「WordPress簡単移行」 マニュアル通りに移転を進める。

    エックスサーバーのWordPress簡単移行の移行情報入力
    エックスサーバーのWordPress簡単移行の移行情報入力
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    一部の送信先のみにメール送信エラー、ブラックリスト(ブロックリスト)に登録されている場合がある

    メールを送信したら、相手先から送信エラーの受信拒否メッセージが届く。
    原因はいろいろ考えられるが、特定の送信アドレスだけであれば、送信先のメールサーバのセキュリティが強固であることが考えられる。
    そして、自分の送信サーバがブラックリストになっている場合が多い。
    その場合、利用しているレンタルサーバに調査依頼とブラックリスト解除要求を依頼することとなる。

    また、ブラックリストをいったん解除してもらっても、再度同じ送信エラーが発生する場合がある。
    そのときは再度サーバ会社に調査依頼を行う。

    各レンタルサーバ会社は、メール送信エラーの場合のFAQページが設けられている。
    その案内に従って依頼を行い、問題解決を行う。
    契約しているレンタルサーバに依頼するときは、エラーになった送信メールのメッセージやヘッダー情報を送付する。
    サーバ会社によっては、メールのヘッダー必要項目の雛形を用意しているところもある。

    実際に2つのサーバにて対応してもらった事例を紹介する。

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