WordPressのサーバ環境PHP7.4→PHP8.0のアップデートに伴う不具合、そしてリカバリー記録

PHP7.4が昨年2022年11月でサポートを終了した。
ようやく重い腰を上げて、推奨バージョンPHP8.0に切り替えを行った。

といっても、サーバパネルのPHPのバージョンをプルダウンから選択するだけなので、いたって簡単な作業。

合わせて、WordPressの最新バージョン6.2へのアップグレード、プラグインの更新も完了した。

この時点で管理ページやWEB表示に問題がなかったので、そのまま終了。

あらまぁ、その4日後にサーチコンソールから「問題が発生しました」メッセージが届く。
完全に油断してました。

サーチコンソールからサーバーエラー(5xx)の検出
サーチコンソールからサーバーエラー(5xx)の検出

該当URLにアクセスすると、以下のエラーメッセージが表示されて、ページが表示されていない。

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Microsoft Clarity(マイクロソフト クラリティ)をWordPressに設定する

ユーザの動向を視覚的に把握したい場合など、簡単に分析ができる無料で魅力的な分析ツールである。

Microsoft Clarity(マイクロソフト クラリティ)は、GA4にない機能、ヒートマップを計測できる。
また、GA4との連携も可能である。

Microsoft Clarityにて、「サインアップ」を行う。3つのアカウントのいずれかで行う。

  • マイクロソフトアカウント
  • Facebookアカウント
  • Googleアカウント

WordPressサイトに設定を行う。

WordPressにセットするときは、「サードパーティーのプラットフォームにインストールする」を選択
WordPressを選択

これを選択すると、projectIDが発行されるので、コピーしておく。

ここで、設定したいWordPressにログインして、プラグイン>新規追加で「Microsoft Clarity」プラグインをインストールする。

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GA4に切り替えはお早めに、まずはgtag.jsに変更しよう

ユニバーサルアナリティクスが2023年7月終了まで、あと少し。

ユニバーサルアナリティクスのユーザは、待ったなしで切り替えの準備が必要だ。

「GA4設定アシスタント」を使えば、ユニバーサルアナリティクスと並行してGA4のデータも取得できる。あと半年、今ならデータの比較することも可能であり、GA4に慣れる期間でもある。

GA4の設定へ3ステップで完了する。

① 設定>GA4設定アシスタント
② 作成して続行
③ 完了 GA4プロパティに移動

さて、この「GA4設定アシスタント」を簡単に利用し、新旧データを並行取得するには、トラッキングコードの確認が必要だ。

トラッキングコードは、最新のgtag.jsになっていることが必須だ。
前世代のユニバーサルアナリティクス:analytics.jsの場合は、事前に変更が必要だ。

変更を行っても、すぐには新コードと認識してくれないため、②の画面表記が違うことがある。

以前は、以下のような表示がされていたこともあり、認識されていない場合は、チェックボックスがグレー表示であった。

実は、5月にgtag.jsに切り替えたサイト、1か月後にGA4設定を行った際、まだ新タグに認識されず、そのままになっていた経緯がある。
ちなみに、今回6月にgtag.jsに切り替えたサイトも、12月現在は、認識され3ステップでも切り替えとなった。

GA4設定アシスタント機能が始まってから。gtag.jsへの切り替え認識は、1ヶ月強となっていたが、さすがに期限も迫ってきているので、認識期間も早まってきているかもしれない。

WordPressでのトラッキングコードの変更は、簡単。
gtag.jsに対応したプラグインに変更するか、既に利用中のプラグインでもタグコードが選択できるものもあるので、確認することをお勧めする。

WPサイトヘルスがすべて良好なとき

WordPressのツール > サイトヘルス、すべてOKだとこんな表示になるんだ!

なんか気持ちいいですね。

サイトヘルス、すべて良好!

使用していないプラグインは、何故か削除しにくかったりしますが、削除しましょう。

また、テーマは使用しているテーマ以外、WPのデフォルトテーマは最新テーマのみ残してあとは削除すると、テーマは良好になります。

エックスサーバーの「WordPress簡単移行」でWPを移行してみた

さくらインターネット・スタンダードから、このWordPressをエックスサーバーに移転した。

ただ、このWPはWordPress自体はサブディレクトリにインストールしつつ、ウェブサイトのトップページをルートディレクトリで表示するスタイルだったこともあり、「WordPress簡単移行」を利用するか少々迷った。
エックスサーバーに問い合わせたところ

移行元サーバーでWordPressのカスタマイズ等をされている場合は
簡単移行でデータコピーが正常に行えない場合がございます。
なおカスタマイズが要因となり簡単移行ができない状況であった場合は
恐れながら手動による移行作業が必要となりますので、予めご了承ください。

とりあえず、サブディレクトリにインストールし、サブディレクトリにトップページを表示することにした。移行が完了後、ルートディレクトリに変更するという2ステップでの移行にした。

エックスサーバーの 「WordPress簡単移行」 マニュアル通りに移転を進める。

エックスサーバーのWordPress簡単移行の移行情報入力
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