WordPressのAI関連プラグイン「AI Engine」を試してみた・導入編

チャットボット (ChatGPT)、コンテンツや画像のジェネレーター、Copilot、モデルトレーニングなど、様々な機能があるという「AI Engine」プラグインを導入してみる。個人的には、他のAIプラグインにはまだない画像生成ができるところが魅力かと思う。アイキャッチ画像を作成してもらえると助かる。

まずは、初期設定を行う。

1.AI Engineプラグインのインストール

AI Engineプラグインのインストールと有効化
AI Engineプラグインのインストールと有効化

インストールし有効化すると、設定画面が表示される。

このプラグインを使用するには、OpenAIのAPI Keysを取得し設定しなければならない。
ということで、Open AIにログインする(未登録ならアカウントの取得を行う)

2.Open AIのアカウント開設、API Keysを取得する

Open AIのアカウントは既に作成していたので、API Keysの取得は簡単である。
アカウントがない場合は、メールアドレスと簡単な情報入力で無料取得できる。アカウント取得時には、5$分のクレジットがついてくる(期限は3ケ月以内)

ということで、このプラグインを利用するには、5$までは無料利用が出来るが、その後は有料となる。

メニューの[API Keys]を選択すると、「+ Create new secret key」ボタンをクリックすると、API Keysが表示される。

OpenAIのAPI Keysの取得
OpenAIのAPI Keysの取得

このキーをWordPressのAI Engineの設定画面のAPI Keysにコピーする。
これで、AI Engineプラグインは利用可能となる。

API Keysの発行
API Keysの発行(NAMEは任意)

今回、当方の場合無料分5$は既に無効になっていたので、課金をすることになった。

3.Open AIの課金方法

クレジットカードで事前に使用分をチャージ(課金)するスタイルである。

今回、5$を課金、5$を使った場合はストップする設定とした(自動チャージ機能もあるが、それはOFFとした)

メニューの[Settings > Billing]を選択、「Add payment details」をクリックする。

OpenAIのチャージ設定
OpenAIのチャージ設定

すると、個人(Individual)か会社(Company)を選択するウィンドウが表示される。
すでにアカウントを取得するも、Individualで登録しているので、こちらを選択する。

個人か会社利用か選択する
個人か会社利用か選択する

次に、チャージする金額を入力する。既に10$が入力されている。しかし、下記に$5~$100となっているので、最低チャージ金額5$を入金することとした(セコ笑)。

自動チャージのボタンはOFFとした。自動チャージをONにすれば、その詳細設定が可能となる。

チャージする金額を入力する
チャージする金額を入力する

次にクレジットカード情報の入力を行う。このとき、カード情報(カード番号、登録名、PINコード)に加えて、住所も必須となっている。(Japanを選択すると、Cityはプルダウンから県名を選択することが出来た、郵便番号は必須ではなかった)

入力を完了すると、最後に以下の確認画面が表示され、「confirm payment」をクリックすることで5$課金が完了した。

決済周りだからか、段階を踏まえた画面遷移が多く、確認ページが設けられゆっくりと処理を行うことができる。

クレジットカードでの入金が完了
クレジットカードでの入金が完了

その後、メニューの[Billings]を確認すると5$となっている。

チャージ金額とその詳細の確認ページ
チャージ金額の確認ページ

4.使い過ぎ予防の金額上限設定

Open AIの課金に関しては、クレジットカードで思わぬ超過金額が課金されないよう、トラブルを防ぐための上限設定が出来るとある。ただ、オートチャージをOFFにしているので問題ないような気もするが、念のためその設定を行っておく。

メニューの[Settings > Limits]を選択し、Usage Limitsで設定ができる。

課金があまりに少ないので、[Set a monthly budget]と[Set an email notification threshold]に設定してもどうなんだろうと、いろいろ数字を変えていたら(「Save」ボタンを押す)、Increasing your limits の経過部分がいろいろ変化したのだが、わからずしばらく放置。

数日後、メニューの[Settings > Limits]にアクセスすると、

You must be on a paid plan with arrears billing to manage usage limits

使用制限を管理するには、後払いの有料プランを使用している必要があります

と表示されていた。

使用制限はできないよ、先払いだから
使用制限はできないよ、先払いだから

なるほど、納得である。

準備完了!早速、画像生成を使ってみることする。

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