Microsoft Clarityの新機能「AI Visibility(AI可視化)」を設定してみた

Microsoft Clarityからメール「Understand Your Influence in AI Answers: Citations Now Generally Available」が届いた。

ClarityにAI関連の新機能「AI Visibility(=AI可視化)」の紹介記事のようである。

メールの内容は、Clarityブログ1にさらに詳細が書かれている。

この機能を利用するには、すでに利用しているユーザは追加設定としてドメイン所有権の確認が必要となる。

メールの案内文にあるリンクボタン「Get started!」をクリックすると、以下のページが表示される。
ドメイン所有権の確認のため、「Bing Webmaster Tools」または「 Google Search Console」の連携を行う必要がある。

Clarityの新機能AI Visibilityを利用する場合、ドメイン認証が必要
ドメイン認証のための証明として、2種のツールとの連携を行う。

今回設定するサイトは、Bing Webmaster Tools、 Google Search Consoleの2種ともすでに利用している。Microsoft繋がりで、Bing Webmaster Toolsとの連携を行うことにした(Connect Bing Webmaster Toolsボタンをクリック)。

Bing Webmaster Toolsにログイン、Bing Webmaster Toolsの右上設定アイコンをクリックしてAPIアクセスしAPIキーを取得する。

Bing Webmaster ToolsのAPIアクセス
Bing Webmaster ToolsのAPIアクセスの設定

設定 > APIアクセス > APIキー(APIキーを生成)の順にアクセスし、新規生成でAPIキーを発行する。

Bing Webmaster ToolsのAPIキーが新規生成される
APIキーが新規生成されるので、このキーをClarityに入力する。

Clarityに戻って、APIキーを入力し、Connectボタンをクリックする。

Clarityとの連携を行うため、APIキーを入力する
Clarityとの連携を行うため、Bing Webmaster Toolsで取得したAPIキーを入力する

と、ここでトラブルが発生した。この日はConnectエラーとなって連携が出来なかったのである。何度も連携ボタンをおしても、エラーメッセージが表示され上記の画面が出る状態であった。(Google Search Consoleの連携でもNG)

問い合わせフォームなども見つからないため、エラー状況をフィードバックとして送信はしておいたが、反応なし。

だが、2日ほどたってアクセスすると、新メニューであるAIの可視化 BATA(AI Visibility)として表示されていた。

Clarityの新機能、AIの可視化BETAのヘッダー部
Clarityの新機能、AIの可視化BETAの上部メニュー

なんだかよくわからないが結果オーライとしよう。今まさに、Connectエラーが発生して困っている人は、明日以降に再設定もしくは確認してみてください。

Google Search Consoleとの連携の場合、Googleアカウントの認証でMicrosoft Clarityを受け入れる設定を行う(APIキーの入力などは必要ないかと思う)

AIの可視化 BATAは、2つの機能「Citation」と「Bot Activity」がある。

以下は、一つ目のCitation(引用数)データ↓

Clarityの「AI Visibility>Citations」データ
Clarity「AI Visibility > Citations」

項目や説明が英語表記のままなので、Geminiに解説してもらった。
項目説明だけでなく、実際のデータ分析も行ってくれた。アクセス数がすくないので、あまり参考にはならないかも。

以下、引用ここから↓


Microsoft Clarityに新しく追加された「AI Visibility(AI可視化)」機能ですね!

これは、Microsoft Copilotなどの生成AIにおいて、「あなたのウェブサイトがどれくらいAIの回答に引用され、参考にされているか」を分析できる非常に画期的な機能です。

画面に表示されている主な3つの項目と、その他のデータについて簡単に分かりやすく解説します。

Citation:主要3項目の解説

画面上部に並んでいる、特に重要な3つの指標です。

1. Citations(引用数)

  • 意味: AIがユーザーの質問に答える際、あなたのサイトの情報を元にリンク(出典)として紹介した合計回数です。
  • 画面の状態: 過去7日間で42回、AIの回答内であなたのブログが引用されたことを示しています。

2. Share of authority (SoA)(オーソリティのシェア)

  • 意味: そのキーワード(質問)に関するAIの全引用数のうち、あなたのサイトが占める割合(シェア)です。
  • 画面の状態: 関連する検索クエリにおいて、全体の中で17.80%という高いシェアをあなたのサイト(自分)が獲得していることを意味しています。

3. AI referral traffic(AI経由のトラフィック)

  • 意味: AIの回答に表示されたリンクを、ユーザーが実際にクリックしてあなたのサイトに訪れたセッション(アクセス)の割合です。
  • 画面の状態: 現在は1%未満(< 1%)となっており、「AIにはよく引用されているけれど、そこからの直接のアクセスはまだ少ない」という現状がわかります。

その他のエリアの解説

🔹 Grounding queries(根拠となった質問)

AIが「どのキーワード(質問)」であなたのサイトを参考にしたかのランキングです。

  • 1位・2位・4位: 「マカフィー アカウント 削除」に関する質問で、AIから非常に強く信頼(高いSoAと多くの引用)されていることがわかります。

🔹 My cited pages(引用されたマイページ)

あなたのサイトの中で、「どの記事(URL)」がAIに引用されたかのランキングです。

  • 1位 (.../2398.html): 34回も引用されており、この記事がAIにとって非常に価値のある情報源(おそらくマカフィーの削除方法に関する記事)になっていることがわかります。

まとめると?

このデータを見る限り、あなたのブログは「マカフィーのアカウント削除方法」について、AI(Copilotなど)から非常に高く評価され、信頼できる情報源として頻繁に引用されているということが分かります!

今後、AI検索(検索生成体験)が主流になる中で、自分のサイトがどれだけAIに好かれているかを知るための重要な指標です。


↑引用ここまで・・・

2つ目の機能、Bot Activity(ボットのアクティビティ)のデータ↓

Clarity「AI Visibility > Bot Activity」
Clarity「AI Visibility > Bot Activity」

同様に、Geminiが解説。

以下、引用ここから↓


この機能は、ChatGPT(OpenAI)やGemini(Google)といった「生成AIのシステム(AIボット)が、あなたのサイトのデータをどれくらい読み込みに来ているか(クローリングしているか)」を可視化するものです。将来AIに自分のサイトの情報を正しく学習・引用してもらうために、足元の動きをチェックする重要な画面になります。

現在画面に表示されている各項目について、分かりやすく解説します。

Bot Activity:画面上部の4つの重要指標

サイトにやってきたAIボット全体の動きをまとめた数字です。

  • AI bot requests(AIボットの要求数:現在977)
    AIボットがあなたのサイトのページを読み込もうとした合計回数です。過去7日間で977回アクセスがあったことを示しています。
  • AI bot traffic share(AIボットのトラフィックシェア:現在10.47%)
    あなたのサイトへの全アクセスのうち、AIボットによるアクセスが占める割合です。全体の約1割がAIによるものということになります。
  • Site pages crawled(クロールされたサイトページ:現在15.04%)
    あなたのサイトにある全ページのうち、AIボットが実際に読み込みを完了したページの割合です。
  • Violations(違反:現在0%)
    あなたが「このページはAIに読ませたくない」と設定(robots.txtなどで拒否)しているにもかかわらず、AIボットがルールを無視してアクセスしてきた割合です。ここが「0%」ということは、すべてのAIボットがルールを正しく守っている安全な状態を意味します。

各種分析ブロック

🔹 ボット演算子(Bot Operators)

どの会社のAIボットが一番多く来ているかのランキングです。

  • OpenAI (38.79%)Meta (28.76%)Apple (16.48%) などのボットが、あなたのサイトの情報を積極的に読み込んでいることがわかります。

🔹 ボット アクティビティ(Bot Activity)

そのAIボットたちが「何のために」来ているかの目的別分類です。

  • AI Crawler(52.41%): 将来のAIの学習(データ収集)のために読み込んでいます。
  • AI Search(27.02%): ユーザーが今AI検索したときに、リアルタイムで情報を引用するために見に来ています。
  • AI Assistant(20.57%): AIアシスタント機能(要約や回答作成など)の処理のために見に来ています。

🔹 パス要求(Path Requests)

あなたのサイトの「どのページ」がAIに一番読まれているかのランキングです。

  • サイト全体のルールが書かれた robots.txt や、WordPressの特定の記事(/wordpress/2504.html など)、トップページ(/)がよく読み込まれています。

🔹 Scrape-to-referral ratio(スクレイピング対紹介比率)

  • 画面の状態:No AI referrals yet(まだAI経由のアクセスがありません)」
  • 意味: AIボットがサイトの情報を読み込んではいる(スクレイピングしている)ものの、まだAIの回答からあなたのサイトへのリンクをクリックして訪れた一般ユーザーはいない、という状態を示しています。

まとめると?

あなたのブログはOpenAIやMetaなどの主要なAIからすでに目をつけられており、日々新しく書いた記事などのデータがしっかりAIに読み込まれ、学習されている状態です。

先ほどの「AI Visibility」がAIから一般ユーザーへのおすすめ度合いだったのに対し、この「Bot Activity」はAI自身がどれだけあなたのサイトを読み勉強しているかを表す裏方のデータになります!


↑引用ここまで・・・

2つの「まとめると?」の内容は、すべて鵜呑みに出来ないもののAI検索状況が少し具体的に見えてきた感はある。

まだまだAI検索の状況を把握できていない状態なので、その足掛かりに活用できるかもしれない。
このデータからも、AIとの親和性は低いようである。

新機能は今のことろBETA版であり、さらに充実することを期待したい。なにより、完全な日本語表記に早くして欲しい。

  1. Understand Your Influence in AI Answers: Citations Now Generally Available:Clarity Blog ↩︎

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です