2025年12月2日、WordPressが6.9をリリース。
それに伴い、手動アップデート(当方は自動設定にしていない)を行うため、バックアップを行った。
通常のバックアップは、バックアッププラグインで定期的に行っているが、大型アップデートは、FTPでのダウンロードを行っている。その他、ツール>エクスポートなど各種、念には念を(笑)
その際、WPルートに見慣れないファイル「llms.txt」の存在に気がついた。
タイムスタンプも本日と新しい。
なんだか胡散臭い!?
テキストファイルなので、エディタで開くと1行目に
Generated by All in One SEO v4.9.1, this is an llms.txt file, used by LLMs to index the site.
と書かれている。
プラグインAll in One SEOの生成AI用のサイトマップのようである。
それ以降の内容を見ると、タイトル、URL、書き始めの文章のリストが行ごとに並んでいる、サイトマップである。xmlサイトマップのような独特の形式は無く、至ってシンプルなフォーマットである。
さて、WordPressの管理ページへログインして確認する。
WPの管理ページ>All in One SEO>サイトマップにアクセスすると、タブメニュー「LLMs.txt」があった、早速アクセスしてみる。

なぜか、このタブページだけ日本語化されておらず、英語で表示されている。翻訳すると
llms.txt は、AI エンジン(言語モデルなど)がサイト上のコンテンツをより簡単に発見できるように設計された特殊なファイルです。XML サイトマップが検索エンジンを支援するのと同様に、llms.txt ファイルは利用可能なサイトコンテンツに関する重要な詳細情報を提供することで AI クローラーをガイドし、AI 駆動型ツール全体での可視性と発見可能性を向上させます。
うーん、一般的にはまだあまり認知されていない。と、いろいろ調べて現段階ではそう思う。
けれど、All in One SEOプラグインはSEO最適化のためのプラグインだから、この生成AIサイトマップllms.txtを良かれと?提供しており、デフォルト設定ONで生成されている。
有料版を導入すると、さらに高性能な?llms-full.txtが出力出来るようである。
プラグインは自動更新設定にしてあるので、このAll in One SEOを含め最新バージョンになっているので、セキュリティ的には安心である。
ただ、自動でアップデート=セキュリティ的なアップデートが多いため、新機能や変更などのアップデートなど、完全にスルーしてしまっていた。
管理ページ上部にプラグインAll in One SEOの通知マーク赤丸がよく表示されているが、きちんと読んでいないということもある(英語だし・・・)。これからは、ちゃんと読むようにしなくては・・・。
ということで、llms.txt、そのまま残して様子見とするが、AI検索に関しては刻々変化しており、なにが正しいのかよくわからない状態である。
とりあえず、この生成AIサイトマップllms.txt、どう推移していくのか見守っていきたい。
